シリアラクダ(Camelus moreli)は北アフリカとアラビア、また中東で初めて発見された野生のヒトコブラクダである。
特筆すべき特徴は巨大な体で、現在のアフリカゾウと同じくらいの高さがある。
現代のヒトコブラクダと同じくシリアラクダのコブもひとつだけである。
シリアラクダの肉球は、その体重を支えるため地面に付く時に広がって砂に沈むのを防いでいる。歩く時は、体の同じ側の前脚と後脚を動かす。