シリアラクダSyrian camel

90000-100000年前絶滅

LOST ZOOのシリアラクダ

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    シリアラクダ

    シリアラクダ(Camelus moreli)は北アフリカとアラビア、また中東で初めて発見された野生のヒトコブラクダである。

    シリアラクダ

    特筆すべき特徴は巨大な体で、現在のアフリカゾウと同じくらいの高さがある。

    シリアラクダ

    現代のヒトコブラクダと同じくシリアラクダのコブもひとつだけである。

    シリアラクダ

    シリアラクダの肉球は、その体重を支えるため地面に付く時に広がって砂に沈むのを防いでいる。歩く時は、体の同じ側の前脚と後脚を動かす。

    シリアラクダ
    • 旧世界のラクダのように、シリアラクダはベーリング地峡を通って北米からアジアとアフリカへと移った。何千年もの間、野生のヒトコブラクダはアフリカや中東の先住民らが描いた岩絵の中だけで知られていた。ところが2006年に、ダマスカス近郊のシリア砂漠で野生のヒトコブラクダ、シリアラクダの化石が発見された。現在アフリカや中東、オーストラリアの乾燥地域で家畜化されているすべてのヒトコブラクダの先祖と考えられる。
    • 肩の高さ:300cm以上
    • 頭の高さ:400 cm
    • 体重:約1000kg
    • 生息地:アラビアと中東の乾燥または半乾燥地域
    • 絶滅:9万から10万年前
    シリアラクダ