ステラーカイギュウSteller’s sea cow

1768年に絶滅

LOST ZOOのステラーカイギュウ

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    ステラーカイギュウ

    ステラーカイギュウは泳ぎが遅く水中に潜ることができなかった。

    ステラーカイギュウ

    完全な草食性哺乳類で多様なケルプを餌とした。

    ステラーカイギュウ

    前足は泳いだり、浅瀬を歩いたり、岩場で体を支えたり、藻や水草をとったり、もちろん身を守るためにも使っていた。

    ステラーカイギュウ

    現在では、ステラーカイギュウの頭蓋骨や骨格の一部は、比較的多くの自然史博物館で見ることができ、日本では沖縄美ら海水族館で展示されている。しかし全身の骨格はめったに見ることはできない。我がLOST ZOOでは、そんな珍しいステラーカイギュウの泳ぐ姿をご覧いただける。

    ステラーカイギュウ
    • ステラーカイギュウ(Hydrodamalis gigas)は草食の海洋性哺乳類で、ジュゴン科(Dugongidae)最大の種である。
      現存するカイギュウの全種が温水を好むのに対し、ステラーカイギュウは冷たい北太平洋に生息した。しかし化石から、北太平洋沿岸の南は日本とアメリカのカリフォルニアまで分布していたことがわかっており、数多くのステラーカイギュウが北太平洋全域に分布していたとされる。
    • 体長: 最長約8 m
    • 体重: 4トン以上
    • 体型: 巨大な体の割に頭は小さい。上唇は下あごを覆うほど大きいため口は頭蓋骨の下の方にあるように見える。
    • 色: 皮は黒色でしわがあり、表面はざらざらとして硬く丈夫で毛はなかった。
    • 野生下での絶滅: 発見からたった27年後の1768年、狩猟が原因で絶滅した。
    ステラーカイギュウ