飛べない海鳥オオウミガラスは、今なお最大のウミスズメの種である。
黒いオオウミガラスの腹部は白い。このウミスズメの特徴は目の上の大きな丸くて白い斑点と、巨大な黒いくちばしで、その上下くちばしには8本の溝が横断する。
翼が極端に短く、体が大きかったためにオオウミガラスは飛べなかった。陸上ではよちよち歩きだったが水中では活発に動き、泳ぎと潜りは得意であった。
オオウミガラスの天敵はホッキョクグマで、本土の海岸から遠く離れた岩ばった島にのみ巣を作った。