ジャイアントバイソンのボディデザインは、現存するバイソンのそれにとても似ている。しかしずっと大きくて筋肉質なのだ。
ジャイアントバイソンの持つ、とても長いその角は一般的に大きな外敵から身を守り闘うために使われる。
肩高が250cm、角の先端から先端までの幅が213cmにも及ぶ、ジャイアントバイソンの大きさはまさに規格外である。間違いなくウシ科のどうぶつとしては史上最大だったと言えるだろう。
ジャイアントバイソンは、現存するアメリカバイソンとヨーロッパバイソンにとって祖先にあたるどうぶつである。特に現在アメリカバイソンが暮らしているのとほぼ同じ地域に生息していたが、よりあたたかい地域を好んだようだ。そのため、カリフォルニアでの生息頭数が特に多かったと考えられる。